当院の特徴
医学博士・
口腔外科専門医常勤
歯科専門医とは
歯科医師の多くはいわゆる一般歯科医として、
特定の分野に依ることなく歯科医療を提供して
います。一方で口腔外科専門医を含めた5つの
資格が
広告可能として医療法上認められている
ものの、国民からの認知は不十分といわざるを
得ません。さらには各スタディーグループや
メーカーが独自の裁量で
「○○認定医・専門医」
などの名称を使用することで、本来の専門医の
名称がかならずしも歯科医療機関受診の選択に
資するとは言えない状況が
長く続いています。
このような社会背景を踏まえ、「一般社団法人 日本歯科専門医機構」が設立され、中立性と
公平性のある歯科専門医制度を制定しています。
通常であれば大学病院や総合病院に紹介となる
症状に関しても、当院で治療が可能な場合は
口腔外科専門医が責任をもって対応致します。
なお、歯科疾患は多岐にわたるため、お困りの
症状によっては当院で治療することが困難な場合が
あります。その場合には近隣の歯科専門医と
連携をとり、
よりよい治療を提供できるよう
対応させて頂きます。
医学博士として
近年「エビデンス」という言葉を頻繁に耳に
します。科学的根拠に基づいた治療を提供する
ことが医療者の責務ですが、これを実践するため
には
その裏付けとなる研究や論文の妥当性・
正確性を評価する必要があり、これは喧伝されて
いるほど容易なことではありません。また、自らが
研究し論文を
執筆することが、その本質を理解する
ためには極めて重要です。
歯科医療行為を含めた医療行為のすべてに科学的
根拠を求めるには限界があり、いわゆる
「エビデンスレベル」も高いものから低いものまで様々です。
その事実を理解したうえで、医学博士
として患者さんにより適切な治療を提供できるよう
努めさせて頂きます。
徹底した感染対策
二大歯科疾患であるう蝕(虫歯)と歯周病は、
いずれも口腔内に常在する細菌により起こります。
また、口腔は呼吸器や消化器の入り口であること、
歯科治療では唾液や血液に暴露される機会が多い
ことなどから、歯科医療従事者はウイルスを含めた
様々な病原体に暴露しやすい職業であると
されています。従って、自身の身を守り、加えて感染症を
媒介することにならないよう、我々には徹底した
感染対策が求められます。
以前、歯科医療機関における器具の滅菌処理の
実態が報道され、この問題には多くの方が関心を
寄せているようです。
当院は一般的な感染対策に加えて、特に厳格と
されるドイツ、ロベルト・コッホ研究所による
ガイドラインに準拠した院内設計や歯科ユニットの
選択、
器具の洗浄・滅菌を行っています。
充実した設備と人材教育
歯科治療には多くの機器や器具が必要となり、
これらの設備の有無により実施できる治療内容や
治療成績に影響を与える可能性があります。
当院では歯科用CTをはじめとした機材を導入して
おり、今後も継続的に設備投資を行う予定です。
また、良い治療を提供するためには器具を扱う
人材の知識や技術も設備と同等、あるいはそれ以上
に重要になりますので、スタッフ教育にも
取り組んでいます。
プライバシーに配慮した
診療スペース
歯科治療を受ける際、「何の治療をしているのか
分からない」「説明のないまま治療が進んでいる」
と感じられる方も少なからずいらっしゃるようです。
患者さんと我々の両者が安心して治療を進める
ことが重要ですので、治療法の決定に関しては
患者さんや必要に応じてご家族にも十分な説明を
行い、
納得頂いたうえで治療を受けていただくよう配慮させて頂きます。
また、患者さん同士の距離を十分に保てる診療
スペースの確保やカウンセリングルームの
設置など、院内設計にも気を配っております。